今日は夜勤明けでした。夜勤で私が出勤すると、私の担当フロアは2・3Fとなっておりまして、夜勤はまず看護スタッフや事務スタッフから申し送りを受けます。
特に重要な事を申し送られるのですが、1名内出血・腫れが著明にあるという奢入居者様がいると。
その後入居者様は全介助の方で、以前はトイレで排泄をしていましたが現在は立位が厳しく昼夜共にオムツ対応で移動は車いすの方です。
どれほどのものかと夜勤中、オムツ交換のついでにボディチェックをさせてもらうとかなりの広範囲で、折れてるのではないのかという具合でした。
一度受診されており骨折はないと診断されたそうなんですが、夜勤中も体位交換のたびに苦痛な表情をされていました。
事故報告書には発見時のものしかなかったのですが、明らかにどこかで転倒されてるのではないか?と思われるくらいで施設長からも気を付けてケアーにあたるようにと全スタッフへ発信されていました。
考えられる要因としては車椅子に座っている状態からの前のめりに転倒のケースです。しかしこれは基本的にはテーブルについて座って頂くようにしていますのであまり考えられないのですが、可能性は0ではありません。
もう一つはベッドで寝ている際、寝がえりをうってベッドサイドに転落、というケースです。日中は食事の時とレクリエーションの時以外はベッド上で過ごされている事が多いので(長時間車いすに座っているとお尻に皮膚剥離ができてしまうため)こちらが考えられるかなと思いました。
ベッドで寝る際にはベッドサイドにマットレスを敷いていますが、マットレスを敷いているからといって衝撃が完全にカットできるわけではないのでベッドからの転落があったのではないか、と私は推測しています。
ベッドからマットレスへ転落されていたら、そのままベッドへ臥床するのではなく、痛みの訴えなどないかケガなどないかのチェックが必要です。
私の明けで病院へ再度受診されていましたが、入院もあり得るのではないかという痛々しい状態でした。転落・転倒は特に警戒していきたいですね。