以前から当ホームをご利用されていた方なのですが、とある日転倒され、足を骨折、入院されていました。
退院され現在は車椅子での移動を行なっており、トイレ誘導は介助にてなんとか立位可能という方なのですが、退院してきてから、大声で叫ばれたり、不穏になられる事が多くなっていました。
夜間も、睡眠を促すお薬を飲まれたり、不穏時に飲むお薬も飲まれますが、それでも寝られず、大声で誰かを呼んだり、衣類を脱いだり、這い出ししてフロアーまで出て来られるという行動が続いています。
トイレ希望もあったのでトイレ誘導したり、飲み物を提供したり、時には一旦車椅子に座って頂き、スタッフと一緒に過ごしていただいています。
しかしながら当然この方だけをみるわけにもいきません。他のフロアの夜勤スタッフにも応援を呼んだり、どうしても離れないと行けない時間はあるので、その際には再度ベッドに寝て頂いています。
お薬も屯用で用意して頂いていますが、あまり飲み過ぎても、日中に響いてしまい、昼間傾眠で、また夜寝ないという悪循環になってしまうのでなかなか判断が難しいところです。
こうなってくるとゆっくりスタッフも休憩できなくなるので、大変です。なにより、転倒などのリスクもあるのでこまめに様子を見に行くというのが現状の対応です。