私の務めているホームでは以前から、監視カメラが付いていたのですが、エレベーターの中とか、玄関エントランスホールなどの一部しかついていませんでした。
しかしながら、最近全フロアーに設置されました。
監視カメラには抵抗のある人もいるかと思いますが、適切なケアが行われてなかったという事例が他のホームであったそうです。
特に夜間帯はスタッフの数が少なく、スタッフ同士で行動を見ることも少なくなるため、巡視の時間に巡視を行なっていなかったり、オムツ交換介助の時間にオムツ交換を行なってなかったり、という事例があったそうなのです。
たまたま、心肺停止の方の行動などを確認するために行ったチェックで、そのような事が判明したそうです。
また、スタッフによる金品の盗難というのも残念ながらあったそうで、そういうことを防止するための処置なんでしょうね。
とにかく決められた時間に決められた業務を行っていれば、何も問題はないので、きちんとやっていればいいだけの事です。イレギュラーな事が起こって時間通りに業務を遂行できなければ、しっかり記録を残していきましょう。
監視カメラには監視するという意味の他に、スタッフを守るという意味もあります。きちんと業務を遂行していれば、その証明がカメラに映っている事になりますので、きっちりやっとるぞ、と逆に堂々としていきたいですね。