介護の問題の中で虐待がありますが、その中にドラッグロックというものがあります。このドラッグロックとはどういうものなのでしょうか?
ドラッグロック
薬物の過剰投与、不適切な投与で行動を抑制すること。
不眠時に飲む薬、不穏時に飲む薬など、介護の仕事をしているとどうしてもお薬を飲んで頂く場合があります。もちろんお医者さんから処方されているもので1日の使用量や、時間間隔など色々と制約があり大声暴言があればすぐ投与、きかないから追加で投与などは基本的にしてはいけません。
私の勤めているホームでも夜間全然寝られず、フロアーにはい出しをされたりする方がおり、夜間にもかかわらず大声で叫ばれたりするので、そのような時に屯用のお薬を用意して頂いていますが、必ず使う場合はホーム長への報告が必要となっています。また飲んで頂いても1時間ほど寝られてすぐ起きたりされるので、追加で投与が可能な場合は再度報告の後に飲んで頂きますが、無い場合はもう薬はなくスタッフで対応するという感じです。
夜間の状態は、夜勤のスタッフにしかわからないので報告や記録をしっかり行い適切な薬を適切な量、用意して頂く必要があります。難しいところですが、お薬がないとどうしようもないケースもあるのでその方にあったお薬が処方されると現場で働くスタッフも助かりますね。